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「野球の危機」を救う新しい表彰 実は競技人口は10年で4割減|野球

  • 日々の野球指導を行う上で、古い習慣にとらわれることなく、子供たちの未来を考えて、心身の健康面に配慮した指導を実践している指導者を表彰するというものだ
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  • 今回は以下の41チームが表彰された…野球指導者として活躍中の元ロッテ荻野忠寛氏も設立に参加
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  • 2010年に始まった小中学校での野球競技人口の減少は、深刻な事態を迎えている
2020年01月16日 2019年12月15日、東京都内で少年野球チームを対象としたある表彰式が行われた。

「エニタイムフィットネスPresentsベストコーチングアワード2019」という賞だ。

その名の通り、コーチを表彰するアワードだが、選出されたのは、全国大会で優勝したチームや、優秀な選手を輩出したチームの指導者ではない。

日々の野球指導を行う上で、古い習慣にとらわれることなく、子供たちの未来を考えて、心身の健康面に配慮した指導を実践している指導者を表彰するというものだ。

選考基準として以下の3点が挙げられている。

●メディカルとコンプライアンスに基づき指導を実践されている指導者 ●学ぶ意識が高く情報をアップデートして指導に取り組める指導者 ●長い将来の目標と怪我をさせない、未然に防ぐ知識を持って指導を実施できる指導者 今回は以下の41チームが表彰された。

(中略) 筆者はこの中のいくつかを取材したことがある。

少年野球といえば大人の罵声が飛び交うものというイメージがあるが、これらのチームでは大人の指導者が荒い声をかけることはなく、子供の笑い声が聞こえている。

指導者は子供をじっと見守るだけだ。

夏場であればこまめに水分補給をする。

「のどが渇いたら断らなくてもいいから、自分で水を飲みに行けよ」指導者は子供にこう呼びかける。

なかには土日は朝から晩まで練習漬けというチームもあるが、表彰されたチームの練習時間は短い。

また一握りの投手に何百球も投げ込みをさせることもない。

試合でも連投させることは少ない。

「今、全国大会などでいい成績を出すのではなく、高校、大学、大人になってから活躍してほしい」 これらのチームの指導者が口をそろえて話すことだ。

今回の賞を主催した一般社団法人スポーツメディカルコンプライアンス協会の中野司代表は語る。

「僕はアメリカで育ち、現地の学生野球チームで野球をしていたのですが、日本に帰ってきてわが子を地元の野球チームに入れてみて愕然としました。大人たちが子供を怒鳴って従わせようとしている。スポーツ科学の知識もない大人が、根性論でパワハラまがいの指導をしていたんですね」 中野代表はスポーツマネジメント会社を運営していたが、日本の少年野球界の改革のためにスポーツメディカルコンプライアンス協会を設立。

野球指導者として活躍中の元ロッテ荻野忠寛氏も設立に参加。

野球ひじ治療の第一人者である古島弘三医師(慶友スポーツ医学センター長)も、趣旨に賛同し、特別顧問に就任した。

2010年に始まった小中学校での野球競技人口の減少は、深刻な事態を迎えている。

ここ10年で競技人口は40%も減少した。

この間の子供人口の減少は5~6%だからこの事態は「少子化」では説明できない。

野球ができる公園がなくなっていること、他競技の選択肢が増えたことなどの要因はあるだろうが「野球」という競技が子供とその保護者から「選択されなくなっている」のは紛れもない事実だ。

海外の少年野球指導者の中には「日本じゃマフィアみたいな指導者が子供を教えている」という人もいるという。

世界の中でも特異なこの環境を変えていかなければ、野球の未来はないだろう。

中野代表は話す。

「今回選出したチームの中には、課題を残しているチームもあります。でも、その課題を明確にして改善しようとしているチームはそのまま認定しました。私たちは“ふるいにかける”のが目的ではありません。子供を預けても安心なチームが全国に増えてほしいと思っているのです」 表彰されたチームには「ベストコーチングアワード」のや横断幕などが配布されるという。

表彰されることが、少年野球の「ブランド」になっていけば、野球界は底辺から変わっていくだろう。

元スレ:2ch.sc

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